福祉用具レンタルカタログ
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★車いすの選び方POINT★ 目的と身体に合わせて、車いすの種類を決めましょう。POINT標準型車いす(自走用)後輪が大きく、ハンドリムが付属。介助用車いすPOINT★★ おもな名称を知っておきましょう。POINT介助が必要ハンドグリップ・介助ブレーキ介助者が、車いすを移動させるときに握る部分です。ブレーキは、走行中に速度を調節するために使います。バンド式、ドラム式とタッグル連動式があります。後 輪ソリッドタイヤやハイポリマータイヤ、空気入りタイヤがあります。ハンドリムここに手をかけて車輪を回し、車いすを操作します。ティッピングレバーこのレバーを踏むとテコの原理で前輪が浮き上がり、段差昇降が容易になります。前輪(キャスター)ソリッド(ノンパンクタイプ)やクッション性の良いソフトキャスター、エアーキャスター(空気入り)などがあります。移動を目的に使う1人で動ける手でこぐ足でこぐ背シート使用者の背部がよりかかるところです。電動車いす長距離移動背折れ式片手で軽くワンタッチ操作することにより、背部が折りたためます。車のトランクへの収納も容易です。調整式車いす1人で座れるアームレスト(肘かけ・側板)固定タイプ、着脱タイプ、はね上げタイプがあります。高さを調節できるものもあります。座シート座面のことです。地面からの高さが低いものを低床タイプと呼びます。クッションを使うと座り心地がよくなります。レッグレスト(足ベルト)足が後ろに落ちないように支えます。レッグサポート足を支持する部分の総称です。左右に開くものがスイングアウト式、上下移動するものがエレベーティング式です。フットレスト足をのせる部分です。日常的に(長時間)使う1人では座れない31後輪が小さく、ベッドなどへの移乗が容易。低床型車いす(自走用)座面が低く、足こぎが容易。長距離を楽に移動可能。身体に合わせて使用可能。リクライニング・ティルト車いす長時間利用でも負担が少ない。「生活範囲を広げる」という観点を大切にしつつ、長時間快適に座れる、身体に合ったものを選びましょう。

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